教育というとある程度時間を取り、目的を持って計画的に実施するような形を取りますが、啓発となると教育とは異なり、適宜触れることにより意識付けがされるような意味合いです。
教育を年に1,2回行っても、その直後は関心を持っていても、時間がたつと忘れてしまうことが多く、単発の教育だけでは、なかなか意識の向上に結びつかない状況です。
啓発は常時目にさせたり、五感に訴えるような方法で意識付けを行います。
交通安全のポスターや工場の安全操業のための標語などがこれに当たります。
情報セキュリティの啓発では、IPAが下記のような活動を積極的に行っています。
- 小冊子、ハンドブック
- 映像、ビデオ
- Webコンテンツ、e-learning
- 標語・ポスター・漫画
- セミナー、講演
- セルフチェック
- 最新情報、事故事例
- 資格、試験
- 相談窓口
企業でもポスターを掲示したり、情報セキュリティ週間を設けたりと様々な活動を通してセキュリティの啓発活動を推進し、情報セキュリティの意識付けを行っているところがあります。